ヴァーヴ・アコースティック・サウンド・シリーズ

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2024年4月26日

ジェリー・マリガン – 『ナイト・ライツ』(1963)
クール・ジャズ・サックス奏者ジェリー・マリガンによる美しく、レイド・バックした珠玉のバラード集。Philips レーベルから初のリリース。

2024年5月10日

ケニー・バレル – 『ギター・フォームズ』(1965)
プロデュースはクリード・テイラーが担当。本作のレコーディングは今もなお高く評価されている。ギタリストがクインテットと共演し、9曲中5曲にギル・エヴァンスのオーケストラが参加。

2024年5月24日

デューク・エリントン & ジョニー・ホッジス – 『バック・トゥ・バック』 (1959)
このセッションではブルース・ピアニストとしてエリントンが卓越したスキルが披露。だが最も特筆すべき点は、デュークお気に入りのサイドマンの1人、アルト・サックス奏者のジョニーのパフォーマンス。

2024年5月31日

ダイアナ・クラール – 『ザ・ルック・オブ・ラヴ』 (2001)
ダイアナ・クラールの最も成功したアルバムの 1 つ。ロンドン交響楽団とのクラシックなラヴ・バラードの数々は、まさに時代を超えたサウンド。

2024年6月14日

ビリー・ホリデイ – 『ボディ・アンド・ソウル』 (1957)
『ビリー・ホリデイ物語 〈奇妙な果実〉』のわずか1年後にリリースされた、レディ・デイの後期アルバム。テナー・サックス奏者のベン・ウェブスターを含む素晴らしいバンドがサポート。

2024年6月28日

ジョニー・ホッジス – 『ブルース・ア・プレンティ』 (1958)
伝説のサックス奏者ジョニー・ホッジスと彼のユニットによるレイド・バックしたブルース・セッション。テナーのベン・ウェブスターとトランペットのロイ・エルドリッジをフィーチャー。

2024年7月5日

ダイアナ・クラール – 『ホエン・アイ・ルック・イン・ユア・アイズ』(1999)
グラミー賞受賞を誇るダイアナ・クラールによる5作目のアルバム。選りすぐりのスタンダードに加え、プロデューサーのトミー・リピューマによるオーケストラ・アレンジが満載。

ダイアナ・クラール Photo: Mary McCartney / Verve Records

2024年7月12日

ソニー・スティット – 『ブロウ・ザ・ブルース』(Verve、1960)
1959 年の終わりに、スティットはピアニストのルー・レヴィ、ベーシストのリロイ・ヴィネガー、ドラマーのメル・ルイスとともに、ヴァーヴのために3回の素晴らしいカルテット・セッションを録音した。これは間違いなく最高のセッションであろう。

2024年7月26日

ジェリー・マリガン & ベン・ウェブスター – 『ジェリー・マリガン・ミーツ・ベン・ウェブスター』 (1960)
スウィング/バップの伝説的ミュージシャン2人の伝説的な出会い。ジェリー、ベンどちらのファンにとっても、また全てのクラシック・ジャズ・ファンにとっても必携の一枚。

2024年8月16日

ソニー・ロリンズ – 『イースト・ブロードウェイ・ラン・ダウン』 (1967)
ロリンズの6年間の活動休止前の最後のアルバム。主にジミー・ギャリソンとエルヴィン・ジョーンズとのトリオ・セッションで、サックス奏者がフリー・ジャズの要素を取り入れた珍しいレコーディングのひとつ。

2024年8月30日

スタン・ゲッツ – 『スウィート・レイン』(1967)
クリード・テイラーがプロデュースした真の名盤。カルテットには、チック・コリア、ロン・カーター、グレイディ・テイトが参加。言うまでもないゲッツの最高傑作。

2024年9月6日

ニーナ・シモン – 『ニーナ・シモン・イン・コンサート』(1964)
フィリップス ・レーベルからのファースト・アルバムであるこのニューヨーク、カーネギー・ホールでのライヴ録音には、シモンの最も政治的に率直な作品がいくつか含まれている。

2024年9月20日

サラ・ヴォーン – 『サッシー』 (1956)
サラ・ヴォーンの最高傑作。ハル・ムーニー・オーケストラとレコーディングされ、当初は EmArcyからリリースされた。史上最高のジャズ・ヴォーカル・アーティストによるクラシックな作品。

2024年9月27日

ダイアナ・クラール – 『オール・フォー・ユー:ナット・キング・コール・トリオに捧ぐ』(1996)
高い評価を受けているカナダのシンガー/ピアニスト、ダイアナ・クラールによる味わい深いトリビュート・アルバム。

2024年10月11日

チェット・ベイカー – 『ベイカーズ・ホリデイ』 (1965)
トランペット奏者/シンガーのチェット・ベイカーが、ビリー・ホリデイにちなんだ曲の数々を、彼独特のウェスト・コースト・クール・スタイルで解釈している。

2024年10月25日

メル・トーメ – 『トーメ』 (1958)
シンガー/俳優/エンターテイナーのメル・トーメによる、ヴァーヴでのファースト・アルバム。マーティ・ペイチがアレンジャー兼オーケストラ指揮者として、クラシック・ショーチューンのセットをレコーディングしたものである。

2024年11月1日

ベン・ウェブスター – 『ベン・ウェブスター・ミーツ・オスカー・ピーターソン (1960)
サックス奏者ベン・ウェブスターのクラシック録音。オスカー・ピーターソン・トリオがバックを務めた。ウェブスターのファンのみならず、ジャズ愛好家全般にとって必携の一枚。

2024年11月15日

ベン・ウェブスター – 『シー・ユー・アット・ザ・フェア』 (1964)
尊敬されてやまないテナー・サックス奏者ベン・ウェブスターが、ヨーロッパに拠点を移す前のアメリカでの最後のレコーディング。

2024年12月6日

ジミー・スミス – 『ザ・キャット』 (1964 )
スミスのハモンドB-3オルガンとラロ・シフリンのビッグバンド・アレンジ。クリード・テイラーのプロデュースによるクラシック録音。

2024年12月13日

ジミー・スミス – 『ルート・ダウン』 (1972)
ビースティ・ボーイズにより、サンプリングされたタイトル曲を収録。このライヴ録音では、オルガンの名手が若いバンドとともにファンク・ロック・フュージョンに飛び込んでいる。


ヴァーヴ・バイ・リクエスト

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2024年4月26日

チコ・ハミルトン – 『ディーラー』 (1966)
ドラマー/バンドリーダーのチコ・ハミルトンが、ギタリストのラリー・コリエルや珍しくピアノを披露したアーチー・シェップなど、若い才能をこのセッションに連れてきた作品。

グロリア・コールマン feat. ポーラ・ロバーツ 『ソウル・シスターズ』 (1963)
オルガン奏者グロリア・コールマンによる、過小評価をものともしない逸品。ドラムのポーラ・ロバーツだけでなく、ギターのグラント・グリーン、アルト・サックスのレオ・ライトも参加。

2024年5月10日

ケニー・バレル – 『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』 (1959)
当時全盛期のモダン・ジャズ・ギタリスト、ケニー・バレルがベーシストのリチャード・デイヴィス、ドラマーのロイ・ヘインズと共演した至高のライヴ録音。

サム・レイザー – 『サム・レイザーの宇宙飛行』 (1960 )
オルガン奏者サム・レイザーのデビュー・アルバム。当初アルゴ・レーベルからリリースされた。若きグラント・グリーンがギターで参加。

2024年6月7日

アリス・コルトレーン – 『ア・モナスティック・トリオ(1968)
アリス・コルトレーンのリーダー・デビュー作は、前年に亡くなった夫ジョンへのトリビュートだった。アリスがピアノとハープ、ファラオ・サンダースが木管楽器で参加した画期的なアヴァンギャルド・ジャズ。

チャーリー・ヘイデン – 『ゴールデン・ナンバー』 (1977)
ホライズン・レーベルから最初にリリースされた、4曲のデュエット曲を収録した必聴アルバム。ここでのベーシストのパートナーとして、ドン・チェリー、アーチー・シェップ、ハンプトン・ホーズ、オーネット・コールマンが参加。

2024年7月12日

ディジー・ガレスピー – 『ジ・エブリエント・ミスター・ギレスピー』(1959)
ピアニストのジュニア・マンス、フルートとギターのレス・スパン、ラテン・パーカッションのチノ・ポソをフィーチャーした、象徴的なトランペット奏者ディジー・ガレスピーのセクステットによるメロウでメロディアスなセッション。

ディジー・ガレスピー Photo: David Redfern via Getty

オスカー・ピーターソン – 『フランク・シナトラの肖像』 (1961)
ベースのレイ・ブラウンとドラムのエド・シグペンのオスカー・ピーターソン・トリオは、オール・ブルー・アイズと彼の曲に敬意を表し、スウィングする。

2024年8月9日

ファラオ・サンダース – 『テンビ』 (1971)
スピリチュアル・ジャズの真の古典であるファラオ・サンダースによる静謐でアンビエントな作品群。フェンダー・ローズを初めて使用したロニー・リストン・スミスとの共演。

エルヴィン・ジョーンズ & リチャード・デイヴィス ‎– 『ヘヴィー・サウンズ』 (1968)
ドラマーのエルヴィン・ジョーンズとベーシストのリチャード・デイヴィスのリズム・セクションによるこの高度なハードバップ・セッションには、ギターのフランク・フォスターとピアノのビリー・グリーンも参加している。

2024年9月13日

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ – 『アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ』 (1961)
ハード・バップの象徴的グループによる力強く、且つ編成がセクステットとなって初めてのパフォーマンス。リー・モーガン、ウェイン・ショーター、ボビー・ティモンズのプレイは圧倒的。

フレディ・ハバード – 『ボディ・アンド・ザ・ソウル』 (1964)
トランペット奏者とオーケストラ、弦楽セクション、そしてエリック・ドルフィー、ウェイン・ショーター、レジ―・ワークマンによるポスト・バップのセプテットによる素晴らしい演奏。

2024年10月18日

ルイス・ガスカ – 『フォー・ゾーズ・フー・チャーント (1972)
ガスカはフュージョンとラテン・ジャズの才能あるトランペッターで、1970年代に数枚の素晴らしいアルバムを録音した後、シーンから姿を消した。これは彼の最高傑作かもしれない。

チェット・ベイカー – 『ブラッド・チェット・アンド・ティアーズ』 (1970)
ウェスト・コースト・クール・ジャズの提唱者の一人による、親しみやすくメロディアスなヴォーカル・ジャズ。

2024年11月8日

ジョニー・ハートマン – 『アイ・ジャスト・ドロップト・バイ・トゥ・セイ・ハロー』 (1964)
絶好調のハートマン。このシンガーがImpulse! レーベルで録音した3枚のアルバムのうちの2枚目。これは名作『ジョン・コルトレーン & ジョニー・ハートマン』に続くものである。

コールマン・ホーキンス・カルテット – 『トゥデイ・アンド・ナウ』 (1963)
穏やかでムーディなバラードとブルージーなミッド・テンポの曲をミックスした、並外れたテナー・マン、コールマン・ホーキンス。アルバムにはスタンダード、オリジナルに加え、レアなタイトルが幅広くミックスされている。

2024年12月6日

トニー・ウィリアムズ ライフタイム ‎– 『エマージェンシー!』 (1969)
ドラマーのジャズ・フュージョン・トリオによる強烈なデビュー・ダブル・アルバム。ギターにジョン・マクラフリン、オルガンにはラリー・ヤングが参加。モード ・ジャズとプログレッシヴ・ロックを融合した最初のアルバムの一つ。

ジャック・ケルアック – 『ビート・ジェネレーションについてのジャック・ケルアックの朗読』 (1960)
偉大なるビート詩人による 3 枚目にして、最後のスポークン・ワード・アルバム。音楽の伴奏はないが、ケルアックのヴォーカル・パフォーマンスには力強いリズム感とメロディーが感じられる。