グラミー賞27回受賞、NEA(アメリカ国立芸術基金)ジャズ・マスターである巨匠チック・コリアの未発表ライヴ・アルバム『トリロジー3』が2月28日(金)にリリースされる。

チック・コリア・トリオ『トリロジー3』

「トリロジー」はクリスチャン・マクブライド(ベース)~ブライアン・ブレイド(ドラムス)という現代最高峰のプレイヤーと組んだスペシャル・トリオ。2013年に第1弾『トリロジー』を、2018年に第2弾『トリロジー2』をリリースし、アメリカでは2作連続でグラミー賞を獲得した。

第3弾であり、チック・コリアの逝去(2021年2月)に伴い最終作となる今回の作品は、2019年のUS及び日本ツアー、そしてラストとなった2020年のヨーロッパ・ツアーからベスト・テイクが厳選されている。

チックのオリジナル曲はもちろん、ジャズ・スタンダードやクラシク・ナンバーなど幅広いレパートリーを題材に、至高のインタープレイを繰り広げている。尚、アルバムの最後を飾る「テンパス・フュージット」は2019年4月に行われた日本ツアーの静岡・三島市文化会館でのパフォーマンスで、演奏後には、チックの「ありがとう」という日本語MCも収録している。

アルバムのCDは日本先行発売となり、高音質SHM-CDでリリースされる。

    

チック・コリア・トリオ『トリロジー3』

収録曲:
01. ハンプティ・ダンプティ
02. ウィンドウズ
03. アスク・ミー・ナウ
04. イージー・トゥ・ラヴ
05. トリンクル・ティンクル
06. スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K. 9, L. 413: アレグロ
07. スパニッシュ・ソング
08. テンパス・フュージット