Tone Poet

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2024年1月5日

ルー・ドナルドソン – 『ミッドナイト・クリーパー』(1968)
伝説のサックス奏者によるファンキーなソウル・ジャズ。このセッションでは、ブルー・ミッチェル、ロニー・スミス、ジョージ・ベンソン、イドリス・ムハンマドという豪華なラインナップが一堂に会している。

エルヴィン・ジョーンズ – 『ポリ・カレンツ』(1970)
このセッションでは、レジェンド・ドラマーであるジョーンズが、ベースのウィルバー・リトル、サックス/フルートのジョー・ファレル、そしてさまざまなホルン奏者とともに、高度なハード・バップとモード・ジャズに取り組んでいる。

2024年2月2日

ブルー・ミッチェル – 『ダウン・ウィズ・イット!』 (1965)
人気トランペット奏者によるゆったりとしたクインテット録音。ピアノには若きチック・コリアが参加している。ピュアな音楽を楽しめる。

ジョー・ロヴァーノ – 『トリオ・ファッシネイション』(1997)
1990年代に絶頂期にあったサックス奏者が、ベースのデイヴ・ホランド、ドラムのエルヴィン・ジョーンズとトリオで録音した作品。

2024年3月1日

ジャッキー・マクリーン – 『アクション』(1967)
このクインテット・セッションには、チャールズ・トリヴァー、ボビー・ハッチャーソン、セシル・マクビー、ビリー・ヒギンズらの素晴らしい演奏と共に、マクリーンの最もエキサイティングなポスト・バップ録音が収録されている。

ブッカー・アーヴィン – 『テックス・ブック・テナー』(1968 年録音、1976 年初リリース)
サックス奏者、バンドリーダー、作曲家であるアーヴィンが、ケニー・バロン、ウディ・ショウ、ビリー・ヒギンズと共演し、ブルーノートに残した最後のリーダー録音。

2024年4月5日

ホレス・シルヴァー – 『シルヴァーズ・セレナーデ』(1963)
5枚のヒット・アルバムを輩出した後にリリースした、最後のクインテット録音作品。全曲シルヴァー作曲による、スウィンギーでファンキーなハード・バップが詰まっている。

トニー・ウィリアムス – 『ライフタイム』(1965)
19 歳の天才ドラマーによる力強いデビュー盤。サム・リヴァース、ハービー・ハンコック、ボビー・ハッチャーソン、ゲイリー・ピーコックらによる予測不能なアバンギャルド・ジャズ。

ソニー・ロリンズ – 『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』(1958)
ルディ・ヴァン・ゲルダーによる伝説的なライヴ録音。絶頂期のロリンズが、 2つの異なるトリオ編成でのパフォーマンスを披露。真のハード・バップの名作だ。

2024年5月3日

ドナルド・バード – 『バーズ・アイ・ヴュー』(1955)
若きトランペット奏者による初期の録音。アート・ブレイキー、ダグ・ワトキンス、ホレス・シルヴァー、ハンク・モブレーが参加した、ジャズ・メッセンジャーズの別名義アルバムとも呼べる作品。

ボビー・ハッチャーソン – 『トータル・エクリプス』(1969)
リーダーのヴィブラフォン奏者ハッチャーソン、サックス奏者のハロルド・ランド、チック・コリア、レジー・ジョンソン、ジョー・チェンバースらによる、冒険的で野心的なポスト・バップ・セッション。

2024年6月7日

ダグ・ワトキンス – 『ワトキンス・アット・ラージ』 (1956)
当初トランジション・レーベルからリリースされたこのクラシックなハード・バップ作品では、22歳のベーシストがアート・テイラー、ケニー・バレル、デューク・ジョーダン、ハンク・モブレー、ドナルド・バードとパフォーマンスを披露している。

ケニー・ドーハム & ジャッキー・マクリーン – 『インタ・サムシン』 (1962)
サンフランシスコで録音されたライヴ・アルバムで、 パシフィック・ジャズからのリリース。トランペット・ビバップの名手とアルト・サックスのハード・バップの革新者が、共に素晴らしい演奏を披露している。

2024年7月5日

ウェイン・ショーター – 『オデッセイ・オブ・イスカ』 (1971)
デューク・ピアソンがプロデュースしたこのアルバムは、ムーディでメランコリックな曲が特徴的。イスカは、リリースされた年に生まれたショーターの娘の名前で、わずか14歳で発作により亡くなっている。

ドナルド・バード – 『バード・ブロウズ・オン・ビーコン・ヒル』 (1957)
バードの初期録音のひとつで、当初はトランジション・レーベルからリリースされた。ここでは、バードがレイ・サンティシ、ダグ・ワトキンス、ジミー・ジターノとともにハード・バップを演奏している。

2024年8月2日

ボビー・ハッチャーソン – 『メディナ』 (1969 年録音、1980 年初リリース)
ハッチャーソン&ハロルド・ランド・クインテット (w/ スタンリー・カウエル、レジー・ジョンソン、ジョー・チェンバース) によるモーダルなポスト・バップ・セッション。ブルーノートの倉庫に10年近く眠っていたが、1980年にリリースされた。

リー・モーガン – タル』 (1968 年録音、1980 年初リリース)
レコーディングから幾年も経てリリースされた1枚。テナー・サックスのベニー・モウピンを含むセクステットによる激しいハード・バップ。

リー・モーガン。 Photo: Francis Wolff / Blue Note Records.

2024年9月6日

ザ・モデスト・ジャズ・トリオ – 『グッド・フライデイ・ブルース』 (1960)
ギタリストのジム・ホールが、ベースのレッド・ケリー、ピアノのレッド・ミッチェルを迎えた素晴らしい録音。もともとはパシフィック・ジャズからリリースされている。

ジャッキー・マクリーン – 『レット・フリーダム・リング』(1963)
このアルト・サックス奏者によるカルテット作品で、最も革新的なもののひとつ。力強いバップの基盤からモード、アヴァン・ジャズへと傾倒していく様子を捉えている。

2024年10月4日

ブッカー・リトル – 『ブッカー・リトル4 & マックス・ローチ』(1959)
『The Defiant Ones』というタイトルでも知られるこの録音は、夭折したハード・バップ・トランペット奏者による最高の演奏を捉えている。

ドナルド・バード – 『コフィ』 (1969/1970 年録音、1995 年リリース)
ドナルド・バードがソウル・ジャズに進出する以前、1960年代最後の録音のひとつ。アイアート・モレイラ、ロン・カーター、ルー・タバキン、フランク・フォスターなど、オールスターな顔ぶれによる美しくゆったりとしたセッション。

2024年11月1日

クリフォード・ジョーダン – 『クリフ・ジョーダン』 (1957)
しばしば過小評価されているこのサックス奏者と、リー・モーガンを含む強力な7人組による、ストレートなハード・バップ・セッション。

ボビー・ハッチャーソン – 『ダイアローグ』 (1965)
このヴィブラフォン奏者が、セクステットのリーダーとして初めてリリースしたアルバム。ピアニストのアンドリュー・ヒルも参加し、作曲の大部分を担当している。ハッチャーソンの最高傑作の一つと言っても過言ではない。

2024年12月6日

ハンク・モブレー – 『ア・スライス・オブ・ザ・トップ』 (1966 年録音、1979 年リリース)
収録曲は、このサックス奏者が投獄中に作曲し、デューク・ピアソンが譜面を受けとり編曲され、通常より大きなアンサンブルで録音された。リリースされたのは録音から幾年も経ってからだった。

フレディ・ローチ – 『グッド・ムーヴ!』 (1963)
この見過ごされがちなグルーヴィ・スウィング・ソウル・ジャズの作品では、オルガン奏者ローチに加えてハンク・モブレーやブルー・ミッチェルを含むカルテットが演奏している。


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2024年5月17日

スタンリー・タレンタイン・ウィズ・ザ・スリー・サウンズ – 『ブルー・アワー』 (1960)
スモーキーな深夜のバラード 4曲と、アップテンポな激しい曲「ブルー・リフ」からなる、クラシックでソウルフルな作品。

ハンク・モブレー – 『ワークアウト』 (1961)
テナー・サックス奏者による必聴のハード・バップ。ここではグラント・グリーン、ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズとのクインテットで演奏している。

2024年6月21日

アーロン・パークス – 『インヴィジブル・シネマ』 (2008)
ピアニスト兼作曲家のアーロン・パークスによるブルーノートでのメロディアスでミステリアスなデビュー作には、ドラマーのエリック・ハーランド、ベーシストのマット・ペンマン、ギタリストのマイク・モレノが参加している。

ジェイソン・モラン – 『テン』 (2010)
この時点で10 年間一緒に演奏してきたモランのピアノ・トリオ、ザ ・バンドワゴンによる素晴らしい録音。ポスト・バップの伝統に則った、即興的かつ、ムーディな音楽だ。

2024年7月19日

サド・ジョーンズ – 『ザ・マグニフィセント・サド・ジョーンズ』 (1956)
テナー・サックスのビリー・ミッチェルとドラマーのマックス・ローチを含むクインテット録音された、トランペット奏者ジョーンズによるビッグ・バンド以前の絶対的な名盤。

クリフォード・ジョーダン – 『クリフ・クラフト』 (1958)
サックス奏者、クリフォード・ジョーダンによるゆったりとした録音。アート・ファーマー、ソニー・クラーク、ジョージ・タッカー、ルイス・ヘイズが参加している。スウィングするバップを、技術的な輝きをもって捉えた作品。

2024年8月16日

ウェイン・ショーター – 『ジュジュ』 (1964)
ショーターは、この革新的なモード・ポスト・バップのセッションに、コルトレーンのリズム・セクション (タイナー、ワークマン、ジョーンズ) を揃えた。全曲この伝説的なサックス奏者によって作曲された作品。

リー・モーガン – 『ザ・ジゴロ』 (1965 年録音、1968 年リリース)
ウェイン・ショーターがサックスで参加した、もうひとつのクラシックなモーガンのハード・バップ・セッション。

2024年9月20日

ユタ・ヒップ – 『ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ Vol.1』 (1956)
謎に包まれたドイツ人ピアニストによるトリオ・ライヴ録音。彼女が音楽界から完全に引退する前に録音した、最後の作品のひとつだ。

ジーン・ハリス & ザ・スリー・サウンズ – 『ライヴ・アット・ジ・イット・クラブ』 (1970)
ファンキー、スウィンギー&グルーヴィー。ダンス・フロアのソウル・ジャズ愛好家にとって必聴の一枚。

ユタ・ヒップとズート・シムズ。 Photo: Francis Wolff / Blue Note Records.

2024年10月18日

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ – 『チュニジアの夜』 (1961)
若き日のリー・モーガンとウェイン・ショーターを迎えたホーン・セクションによるクラシックなハード・バップ・セッション。ブレイキーは驚異的なドラミングも披露している。

ドナルド・バード – 『ロイヤル・フラッシュ』 (1962)
ハービー・ハンコックをフィーチャーした最初のブルーノート・アルバム。2人の素晴らしいアーティストのキャリアの始まりを聴くことができる。

2024年11月15日

デクスター・ゴードン – 『ゲッティン・アラウンド』 (1966)
このサックス奏者がヨーロッパに滞在していた時期に録音されたもので、ヴァイブス奏者のボビー・ハッチャーソンと、バリー・ハリス、ボブ・クランショウ、ビリー・ヒギンズのリズム・セクションがフィーチャーされている。

デューク・ピアソン – 『ワフー』 (1964)
ハード・バップの創始者による洗練されたセッション。ドナルド・バード、ジェームス・スポールディング、ジョー・ヘンダーソンからなる素晴らしいホーン・セクションが参加している。

2024年12月13日

ロニー・スミス – 『ドライヴス』 (1970)
オルガンの巨匠によるエキサイティングなカルテット・セッション。A Tribe Called Quest が1991年のヒット曲「Can I Kick It?」で使用した有名なドラム・ブレイクも収録されている。

グラント・グリーン – 『ヴィジョンズ』 (1971)
グリーンのよりコマーシャルなレコーディングの1つであるこの晩年のアルバムでは、優れたギター奏者がショー・チューン、ポップ・ソング、さらにはモーツァルトにまで挑戦している。