4月5日夕刻、第65回グラミー賞にて最優秀新人賞と最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞した、ジャズ界の新星サマラ・ジョイが日本にやって来ました。サマラは今回が初めての来日。グラミー賞受賞以降、日々ライヴや取材、テレビ出演等で忙しい中、「日本の皆様に歌声を届けたい」と意気込み、成田空港に降り立ちました。
■1日目
稼働初日の6日にはまず、Amazon Music Studio Tokyoにてボイスライナーの収録を行いました。
その模様はこちらからぜひチェックしてみてください。
次はランチです。サマラは焼肉に初挑戦しました。様々な部位の肉に舌鼓を打つサマラ。自分で焼いてみたいとトングを持ち、「シェフになった気分」と上機嫌でした。
その後、少しだけ時間が空いたのでドン・キホーテでお買い物。
「テンションがあがるわ。」とドン・キホーテの店内音楽を口ずさみつつ、ショッピングを楽しみました。
また、渋谷センター街を歩いていると、「ニューヨークの街並みに似ている!」とセンター街で立ち止まり、ポーズ。タピオカ屋を見つけると「飲んでみたい!」と一目散にタピオカ屋へ走り、しばしのタピオカブレイク。「年齢離れした歌唱力と表現力」と各所で評されておりますが、こういった表情を見るとまだまだ23歳の女の子です。
そこからサマラ一行はNHK「あさイチ」のリハーサルへと移動。
日本のテレビ番組への出演はこれが初めて。入念なサウンドチェックを行いました。
少し緊張した面持ちのサマラとバンドメンバー。
リハーサルも無事終わり、次はショウケースの会場である恵比寿BLUE NOTE PLACEへ移動。美しい空間にサマラ一行も大変喜んでおりました。
いざ、ショウケース本番。ショウケースではこちらの6曲を披露。
01. スィート・パンプキン
02. ゲス・フー・アイ・ソウ・トゥデイ
03. キャント・ゲット・アウト・オブ・ディス・ムード
04. ラウンド・ミッドナイト
05. リンガー・アワイル
Encore
06. スターダスト
サマラの類稀なる歌唱力と表現力に会場に集まった約110名のお客様は酔いしれておりました。
サマラは「日本のお客様は静かに聞いてくれる。とても温かいお客様ばかりで嬉しかった。」と語りました。
ライヴ終了直後も100名を超える関係者の方とミート&グリートを行いました。常に笑顔を絶やさず、握手とご挨拶、写真撮影を繰り返し、来場した皆様は大変喜んだ様子でした。
■2日目
この日はNHK「あさイチ」の生放送です。
早朝にも関わらず圧巻のパフォーマンスを魅せたサマラ。
MCの博多華丸さんからも「パフォーマンスはもちろんのこと、落ち着きと風格がすごい。本当に23歳ですか?」と聞かれ、「パスポートをお見せしましょうか?」とさすがの返し。日本の朝にサマラの歌声と可愛らしい人柄をお届けしました。
その後、ランチにはお寿司をいただきました。サマラは日本で食べる寿司はこれが初めて。「素晴らしい。本当に美味しいわ。ニューヨークで食べる寿司と東京で食べる寿司は全然違うわ!」と驚いておりました。
ランチ後には赤坂にある日枝神社にて参拝。
日本の神社に初めて訪れたサマラ。美しく、荘厳な雰囲気に感動。
まだまだ続くツアーやライヴ等の成功を神様にお祈りいたしました。
ランチと神社までのお散歩を楽しんだサマラ。
次は取材のため、ユニバーサルミュージックを訪れました。
この日は午後からもみっちりと5本の取材。
早朝からの稼働でしたが疲れを見せず、アーティストとしての信念、ジャズへの愛などを丁寧にわかりやすく話しておりました。
晩御飯は日本のチームとの食事会です。
鉄板焼きを食べ、今後の展望などを語り合いました。
その際飲んだ獺祭をサマラが大絶賛!
とてもご満悦の様子のお写真がこちら。
■3日目(最終日)
この日は1日取材日です。
朝からユニバーサルミュージックを訪れて7本の取材をし、日本の皆様へ向けお話をしました。
全てのプロモーション稼働が終わり、サマラは9日の午前中に帰国の途につきました。
サマラは
「日本はとても刺激的で、楽しかったです。皆さん本当にいい人ばかりで大好きな国です。もっとたくさん日本で色々なところに行ってみたかったです。日本の音楽や文化等もっと深く知りたくなりました。次に日本に来る時はもっと日本語を上手に話せるようになっておきます。」
とコメントし、素敵な笑顔とともに旅立っていきました。
ジャズ・シンガーとしての素晴らしさはもちろんのこと、その素敵な人柄で周りの人を温かくするサマラ・ジョイ。
2度目の来日が早くも待ち遠しいです。
【リリース情報】
サマラ・ジョイ AL『Linger Awhile (Deluxe Edition)』
サマラ・ジョイ『リンガー・アワイル』
Header image: Samara Joy. Photo: Meredith Truax / Verve Records.